Saturday, December 15, 2012

JOIN クリスマス Concert

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12月9日、午後2時より、私たちの大好きな「JOIN」の上野ご夫妻が、田園グレースでは3度目となる「JOIN ファミリー・コンサート」をしてくださいました。有さんの親しみやすく楽しいトーク、そしてとてもわかりやすいお話、また直子さんのすばらしい歌、フルートの演奏と、恵みにあふれた証に、その場にいたみんなが心癒され、心から楽しむことができました。また子供達(大きい子供達も?)が大好きなパペットショーも、毎回グレードアップして、内容もさらに充実し、クリスマスのお話がよくわかり「救い主イエス様のお誕生、おめでとうございます。そして赤ちゃんイエス様というすばらしい贈り物をありがとうございます。」という気持ちになりました。

JOINは、被災地でもコンサートをしてボランティアの奉仕をされているそうです。きっと被災地の皆さんに、イエス様の恵みに満ちた音楽と、愛と希望に満ちたひとときを提供していることと思います。ますます神様に用いられますよう、祈っていきたいと思います。

来会3回目ともなると、コンサートのゲスト、という以上に、「神様の家族の再会と交わり」のひとときとなります。お互いに親しみが増しているので、会場後ろでは「バックダンサー」が出現?!ステージの方を見ていた聴衆の皆さんにはわからなかったでしょうが、ステージの上野さん達からは丸見え〜。でもそれが、ますます音楽にのって、さらに楽しんで演奏する助けとなったそうで、まさに演奏者と会場が一体となった、すてきに楽しいコンサートとなりました。神様とJOINのお二人に心から感謝します!

またおいでいただく日を心待ちにし、JOINの働きに祝福を祈りつつ、アドベントの歩みは、さらにクリスマスに近づいていきます・・・♪

JOIN (Naoko and Yuu Ueno) performed a special family concert for us this past Sunday. All of the kids really enjoyed the puppet show Christmas musical and the birth of Christ, so visually clever with its computer graphic backgrounds. Naoko's flute and testimony was also a great encouragement. And Yuu's humor and accompaniment on the keyboard was, as always, a great way to celebrate this season. Thank you, Ueno family!  (see JOIN's homepage)

Friday, November 16, 2012

The Auction ある美術収集家の話


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何年も前のこと、あるところに大変なお金持ちがいました。彼とその一人息子は美術品の収集に大変な情熱を傾けていました。彼らは一緒に世界中を旅しては最高級の美術品を見つけ、自分たちのコレクションに加えていました。彼らの邸宅にはピカソ、ゴッホ、モネ、などなど数多くの高価な絵画が飾られていました。

このお金持ちは妻をすでに亡くしていましたが、彼の一人息子が経験豊かな美術品収集家として立派に成長していることをとても満足に思っていました。息子の美術品を見る目、そしてビジネスマンとしての鋭い才覚は、父親にとっての何よりの誇りでした。

しかし冬が近づいてきたある日のこと、当時別の国で起こっていた戦争に彼らの国も巻き込まれ、息子も召兵され出征していきました。そしてわずか数週間ののち、父は戦場から一通の電報を受取りました。最愛の息子が消息不明になっているというのです。父はもう二度と息子に会えないのではないかという恐怖の不安の中、さらなる知らせが入るのを待ちました。

その数日後、父の不安は現実のものとなりました。彼の息子は、怪我をした仲間を救出している最中に、敵に撃たれその命を落としたのです。悲しみと孤独の苦悩に打ちひしがれるなか、老人はクリスマスの季節を迎えようとしていました。老人とその息子があれほどまでに楽しみにしていた喜びの季節は、もはや彼にとっては喜びの季節ではありませんでした。

クリスマスの朝、悲しみに憔悴した老人は玄関のドアを叩く音で目をさましました。彼が玄関へと歩いていくなか、家中に飾ってある数々の素晴しい絵画は、それらを共に収集した愛する息子はもはや彼のもとへは帰ってこないということを老人に思い出させるだけでした。

彼が玄関の戸を開けると、そこには大きな包みを手にした兵隊が立っていました。その兵隊は言いました。「私はあなたの息子さんの友人です。むすこさんは私を助けている時に撃たれて亡くなったのです。少しお邪魔させていただいてよろしですか? お見せしたいものがあるのです」彼は中に入ると、老人の息子はいつも仲間の兵たちに自分の父がいかに美術品を愛しているかを話していたものだったと伝えた。

「私は画家なのです」兵隊は言った。「そしてあなたにこれを差し上げたいのです」差し出された包みを老人が開けると、そこには息子の肖像画があった。決して天才の描いた作品だとはいえなかったが、その絵は細部にいたるまで息子に非常によく似ていた。突き上げてくる感情を抑えつつ、老人は兵隊に礼をいい、暖炉の上にその絵を飾ることを約束した。兵隊が帰ると、老人は早速それまで暖炉の上に飾られていた数千ドル相当の絵画をわきにずらし、息子の肖像画をそこへ飾った。そして椅子に深く腰をおろし、その贈り物をじっと見つめつつ、クリスマスの日を過ごした。

次の年の春、老人は病に倒れ亡くなった。この世界的美術収集家が亡くなった今、一人息子もすでに世を去っていて、いったい誰がこの素晴しい絵画の数々を手中に収めることになるのかと美術界の関係者は沸き立った。これらはみなオークションにかけられるのである。

老人の遺言で、オークションはクリスマスの日にもたれることになった。オークションの日は間もなくやってきた。最高級の絵画を競り落とさんと、世界中から収集家や資産家が集まった。

しかし、オークションはどの美術館のリストにも挙げられていない絵から始まった。それは老人の息子の肖像画であった。競売人は初めの付け値をいくらにするか尋ねた。部屋は静まった。「誰か100ドルから始める人はいますか?」沈黙が流れた。誰も口を開くものはいなかった。ふいに部屋の後ろの方から誰かが叫んだ、「そんな絵なんかどうだっていいじゃないか! ただの息子の肖像画だろう? そんなのはほっといて、お目当ての絵にすすもうぜ!」そうだそうだと皆が同調した。

「いや、この絵から始めなくちゃいけないんですよ。」競売人は答えた。「さあ、誰かこの息子を欲しい人はいますか?」

「10ドルでもいいですか?」 部屋の後ろから声がした。皆が振り向くと、そこにはみすぼらしい身なりの男が立っていた。それは、この盛大な競売の様子を後ろの扉の影から覗いていた近所の男だった。「坊ちゃんにはいろいろ世話になっていたんです。本当ならもっと高い金額を出したいところですが、残念ながら、今の私にはこれしか出せなくて…」

「10ドルですね。では誰か、この絵に10ドル以上の値をつける人はいますか?」しばらくの沈黙のあと競売人は言った、「誰かいませんか? いませんね? はい、それでは10ドルで売れました!」競売のつちの音が鳴った。人々の喝采が部屋に響きわたるなか、誰かが叫んだ。「さぁこれで片がついた。これからが本物の宝のおでましだ!」

しかし、競売人は皆にむかってオークションは終わったと告げた。人々はとても信じられないという様子で押し黙った。そしてついに誰かが尋ねた。「終わったって? 一体それはどういうことだい? 僕たちはおやじさんの息子の絵のためにここへ集まってきたんじゃないぜ。それ以外の他の絵はどうなってるんだよ? 何百万ドル相当の芸術品がここにはあるんだろう? それを出してくれないのかい? 説明してくれよ!」

競売人は答えた。「それは簡単なことです。父の遺言によると、誰であれ、彼の息子を受け取る人が父の持つすべてのものを受け取るのです」


A wealthy man and his son loved to collect rare works of art. They had everything in their collection, from Picasso to Raphael. They would often sit together and admire the great works of art. When a war broke out, the son went to war. He was very courageous and died in battle while rescuing another soldier. The father was notified and grieved deeply for his only son.

About a month later there was a knock at the door. A young man stood at the door with a large package in his hands. He said, “Sir, you don’t know me, but I am the soldier for whom your son gave his life. He saved many lives that day, and he was carrying me to safety when a bullet struck him in the heart and he died instantly. He often talked about you, and your love for art.” The young man held out this package. “I know this ! isn’t much. I’m not really a great artist, but I think your son would have wanted you to have this.” The father opened the package. It was a portrait of his son, painted by the young man. He stared in awe at the way the soldier had captured the personality of his son in the painting. The father was so drawn to the eyes that his own eyes welled up with tears. He thanked the young man and offered to pay him for the picture. “Oh, no sir, I could never repay what your son did for me. It’s a gift.”

The father hung the portrait over his mantle. Every time visitors came to his home he took them to see the portrait of his son before he showed them any of the other great works he had collected. The man died a ! few months later. There was to be a great auction of his paintings. Many influential people gathered, excited over seeing the great paintings and having an opportunity to purchase one for their collection. On the platform sat the painting of the son. The auctioneer pounded his gavel. “We will start the bidding with this picture of the son. Who will bid for this picture?” There was silence. Then a voice in the back of the room shouted, “We want to see the famous paintings. Skip this one.” But the auctioneer persisted. “Will somebody bid for this painting. Who will start the bidding? $100, $200?”

Another voice angrily. “We didn’t come to see this painting. We came to see the Van Goghs, the Rembrandts. Get on with the real bids!” But still the auctioneer continued. “The son! The son! Who’ll take the son?” Finally, a voice came from the very back of the room. It was the longtime gardener of the man and his son. “I’ll give $10 for the painting.” Being a poor man, it was all he could afford. “We have $10, who will bid $20?” “Give it to him for $10. Let’s see the masters.” “$10 is the bid, won’t someone bid $20?” The crowd was becoming angry. They didn’t want the picture of the son. They wanted the more worthy investments for their collections. The auctioneer pounded the gavel. “Going once, twice, SOLD for $10!” A man sitting on the second row shouted, “Now let’s get on with the collection!” The auctioneer laid down his gavel. “I’m sorry, the auction is over.” “What about the! paintings?” “I am sorry. When I was called to conduct this auction, I was told of a secret stipulation in the will. I was not allowed to reveal that stipulation until this time. Only the painting of the son would be auctioned. Whoever bought that painting would inherit the entire estate, including the paintings. The man who took the son gets everything!”

God gave His son 2,000 years ago to die for us. Much like the auctioneer, His message today is: “The son, the son, who’ll take the son?” Because, you see, whoever takes the Son gets everything. "For God so loved the world that he gave his one and only Son, that whoever believes in him shall not perish but have eternal life." (John 3:16) THAT’S LOVE!

Monday, September 24, 2012

Taro/Miyako Work 被災地支援

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9/17-19の二泊三日で、田園グレースチャペルから、3名のメンバーが被災地支援に出かけました。今回は、栃木県の教会メンバーの女性も1人、現地で合流し、チームとしては4名で支援活動を行ないました。場所は、岩手県の宮古/田老地区。以前にも、支援に伺った場所です。この支援は、宮古コミュニティー教会と、311ネットワーク、そして田園グレースチャペルの協力で行ないました。

仮設住宅に住む皆さんに、カフェでくつろぐ時間を持っていただけるといいなということで、今回も「モバイル・カフェ」を行ないました。69の仮設住宅に、多くの方々が住んでいます。チームメンバーは、2つの仮説住宅地で活動しました。

現地に到着し、まずは仮設住宅を訪問して、教会メンバーが準備した小さなプレゼントとみことばと祈りの書いてあるカードをお渡しし、モバイル・カフェのお誘いをしました。そしてサンドイッチやポテトチップスなどの軽食、アイスコーヒー、かき氷、おやつなどを準備しました。また、来てくださった方々とお話しすることも、大事な支援活動の一つ。皆さんのお話に耳を傾け、いろいろなお話を聞いてきました。

今回のモバイル・カフェのハイライトは、イギリスからボランティアで来られた、ハープ奏者のキャサリンさん。美しいハープの演奏は、聴く人々の心に感動を与えました。又キャサリンさんは、日本の歌も勉強し、「ふるさと」や「北国の春」など、みんなで歌える曲の伴奏もしてくださったので、一緒に歌うことができてさらに感動が増しました。そして、有名な讃美歌「アメージング・グレース」や「いつくしみ深き」なども一緒に歌い、心あたたまるひとときとなりました。

モバイル・カフェに参加してくださった皆さんは、とても楽しそうにして、チームの準備した軽食やコーヒー、交わり、ハープの演奏と歌を喜んでくださいました。まだまだ先が見えず、不安や心配、そして痛みの多い被災地での生活が続きますが、チームの訪問とちょっとした支援を通し、イエス様の愛と恵み、また励ましを感じることができたことを祈ります。これからも、教会として被災地の方々を覚え、祈り続け、神様が示してくださる私たちにできる支援をし、共に神様の愛と恵みをいただくことができるように祈っていきましょう。

Three of us from Denen Grace Chapel joined others from Ooyama Christ Church and local staff for three days of relief work in Miyako and Taro in Iwate prefecture (9/17~9/19). We worked under the ministry of Miyako Community Church and the 311 Network.

Once again, our focus was providing "mobile cafes" in the temporary housing areas. There are 69 locations of temporary housing with thousands still living in these places. We visited two locations during our time there.

When we arrived at the temporary housing location, we set up our cafe in the community room. Then, going door to door, we invited the residents to come and distributed some snacks or small gifts. We prepared a light meal that was waiting for them in the cafe: sandwiches, corn and potatoes. We served ice coffee and, as a special treat, shaved ice. When we weren't serving, we sat with the residents and listened and chatted with them.

We had a bit of a music program as well. This time we were joined by a talented harpist from Britain, who performed several folk songs as residents sang along. We also led them in some familiar hymns: "Amazing Grace" and "What a Friend We Have in Jesus."

Many of the residents really enjoyed this time of eating, talking and singing together. Their circumstances continue to be a challenge to them, but we pray that we were able to demonstrate the love of Christ.

Saturday, August 25, 2012

Loving Your Neighbor 若者と老紳士

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彼の名前はビルという。大学4年生だ。彼はボサボサの長髪に、いつも穴のあいたTシャツとぼろぼろのジーンズといういでたちだ。くつは履かず、ペラペラのぞうりをつっかけている。耳にはピアス、腕にはミッキーマウスの入れ墨がある。大学入学以来、ビルはいつもこういう格好をしていたのだ。

ビルはとても賢い学生だ。見ためにはちょっと変わってはいたが、洞察力がするどく、非常に頭がきれる。そんな彼は去年クリスチャンになった。大学のキャンパスの向かいには教会があった。教会員の年齢層はどちらかといえば高く、日曜礼拝に出席するときは皆きちんと正装している。 男性はスーツにタイ、女性は上品なワンピース。教会の建物も築50年近いという由緒あるもので、外壁には蔦がからんでいた。

あるとき、ビルはそこの教会に訪れてみた。穴のあいたTシャツにぼろぼろジーンズ、ペラペラのぞうり、といういつもの服装のビルは教会の門をくぐった。礼拝はすでに始まっている。今日の説教のテーマは「汝の隣人を愛せよ」。ビルは通路に立ってあたりを見渡し、空席を探したが礼拝堂はすでに一杯だった。

教会員たちはビルに気がつき、あまりにも場違いなそのいでたちに互いに顔をみあわせていた。ビルは人々の視線など気にせず、空席を探しながら通路を前に進んだ。ビルはついに教壇の真正面にまで来たが、どこにも空席が見当たらなかったので大学生がよくやるように、おもむろにその場に腰をおろした。教壇の真正面、通路の度真ん中、カーペットの上にである。大学の教室ではよく見る光景であるが、この教会ではかつてないことだった。人々は牧師の説教には上の空で、ビルに全視線を注いでいた。あたりにはなんともいえない緊張感が漂っていた。

そのとき、礼拝堂の後ろの方で、教会の長老の一人が席を立った。彼は80代の白髪の老紳士で、品の良い三揃いのスーツを身につけ、胸元からは懐中時計の金の鎖が下がっている。老紳士は杖をつきながらゆっくりとビルの方に向かって歩いてきた。それを見ている人々は、みな心の中で思っていた、「長老の年代の人には大学生のことなど理解できっこない。彼があの学生に何を言ったとしても仕方のないことだ。きっとあの学生は追い出されるのだろう。」

今や全ての視線が老紳士と若者に注がれていた。牧師ですらいつの間にか説教をするのをやめて二人の様子を見つめていた。会堂には張り詰めた空気が流れ、ただ紳士の杖の音だけがあたりに響いている。ゆっくりとビルの方にむかって進む老紳士。ビルも気付いて老紳士を見上げた。

老紳士はビルのところまでくるとにっこりとビルに笑いかけた。そして杖を近くの座席に立てかけ、ビルの隣にゆっくりと腰を降ろしたのだ!

「一人で座っていたら寂しいですからねぇ。私もあなたと一緒にここで礼拝しますよ。」老紳士は低い声でビルの耳元に囁いた。人々は老紳士の思いがけない行動に皆胸を打たれた。牧師はゆっくりと深呼吸してからようやく口を開いた。「私が今朝お話しした説教の内容は、恐らく皆さん忘れてしまうでしょうが、今、目の前で見たことは、きっと誰も忘れることがないでしょう。あなたの隣人を愛するとは、まさにこのようなことなのです。」


Bill is the name of this wild-hair boy. Most of his T-shirts and jeans have holes and he seldom wears shoes. This brilliant and rather eccentric college student is laid back in his approach to life. Some would say he is lazy and sloppy while others would say he is focused and undistracted by the trivial things of life.

Recently, Bill became a Christian. The Christian fellowship he is attending is very informal and the atmosphere of these meetings is similar to that of a coffee house. The format of these meetings fits right in with his informal approach to life.

Across the street from his campus is a very formal conservative church. The people there are very influential and are well dressed. Although they desire to develop a ministry to help reach the college students, their formality has been a hindrance. One day Bill decided to visit the church, so he walks in with his normal attire. Since the service had already started, many eyes turn toward him as he walks in.

The church is completely packed and since he can't find a seat in the back, he walks further down the aisle. By now people are starting to feel uncomfortable with this unconventional wild-haired person. As Bill gets closer to the pulpit, he realizes there are no seats, so he sits down on the carpet. Although this is a common practice at the college fellowship he has been attending, he doesn’t realize this is not done at this church. By now the auditorium is totally silent and people are wondering what’s going to happen next.

The door in the back of the auditorium opens and everyone’s attention is drawn to the Deacon as he makes his way toward Bill. The distinguished Deacon, in his three-piece suit, walks slowly toward the boy. Everyone understands what this elderly man is going to do. It’s an unpleasant task, but it has to be done. There has to be dignity and order in a church service. Of course, everyone is wondering how this distinguished 80-year-old man is going to be able to communicate with this kid without hurting his feelings.

It takes a long time for the old man to reach the boy. The church is utterly silent except for the clicking of the man's cane. All eyes are focused on him. The air is filled with tension and anticipation. The minister can't preach the sermon until the Deacon does what he has to do. The Deacon drops his cane on the floor and with great difficulty he lowers himself down and sits next to Bill. To everyone’s surprise, the Deacon starts worshiping God with Bill so he won't be alone. Everyone is choked emotionally. After the minister gets his emotions under control he says, "What I'm about to preach, you will never remember. What you have just seen, you will never forget. This is what loving your neighbor means."

Tuesday, July 24, 2012

Congrats DGC! 10周年記念 感謝!

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田園グレースチャペルの家族の皆さん、
10周年おめでとうございます!
私たちは、10年間共に歩んできました。
そして教会は10歳になりました。

しかし、今日のお祝いは、私たち一人一人についてではありません。また、田園グレースチャペルについてでもありません。私たちの成功、失敗、将来の計画、また過去の歴史についてでもありません。今日は、この教会のかしらなる神様について祝う日なのです。神様は、御子イエス様を通して「わたしはわたしの教会を建てる。」と言われました。神様ご自身が設計者であり建築(けんちく)者です。私たちがしてきたすべてのことの背後に、いつも神様の力がありました。献酌官から建築者へと変えられたネヘミヤは、同じことを告白しています。彼の働きは成功しました。なぜなら、「私の神の恵みの御手が私の上にあったから。」(ネヘミヤ2:8) です。ですから今日、私たちは、自分たちのことではなく、神様のすばらしさを祝うのです。この教会を通し、神様にすべての栄光が帰されますように。

Congratulations, Denen Grace Chapel family. You did it. You’re a big 10 years old! But today is not really about us individually; it’s not about Denen Grace Chapel; it’s not about our successes, failures, future plans or past history. Today is about the head of this church—GOD. He is the one who declares by his Son, “I will build my church.” He is the architect and builder; He is the power behind all we do. Nehemiah, cupbearer turned builder, confessed the same. His work succeeded only because “because the gracious hand of my God was upon me” (Nehemiah 2:8). So today we celebrate God’s goodness, not ours. May He receive all the glory through this church!

Thursday, July 19, 2012

Takao Hike 高尾山のハイキング

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夏の暑さの中での山登りは、かなりいいエクササイズになります。教会の小グループ「クレイ」では、7/16「海の日」の祝日を利用して、高尾山にハイキングに行きました。グループは「ハイキング組」と「ケーブル組」の二手にわかれて、いざ出発!ケーブル組が、日本一勾配の急なケーブルに乗り、たった6分で上に着き、美しい景色とさる園、茶屋を楽しんでいる間、ハイキング組は暑さと戦いながら、ひたすら歩き続けました。そして頂上の景色を楽しみ、さる園そばの「十一丁目茶屋」で待ち合わせて、昼食においしいおそばをいただきました。その後、みんな一緒にケーブルで山を下り、家路につきました。高尾山も暑かったのですが、やはり緑が多いと風もさわやか、森林浴でマイナスイオンをたっぷり浴びて、リフレッシュできました。みんなよくがんばりました!

A bit of hiking in the summer heat can be great exercise. Our Clay small group took on the challenge of 2000ft. Mt. Takao last week. Part of the group took the cable car to scenic overlook and monkey garden. We all gathered for cold noodles afterwards and enjoyed lunch together. Great climbing, everyone!

Wednesday, June 27, 2012

Gospel Mini Concert ゴスペルミニコンサート

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6/24の聖日礼拝で、恒例となりました「ゴスペル・ミニコンサート」を行ないました。教会で主催するHGFゴスペル講習会のクワイヤ "Voice of Grace" の皆さんによるコンサートです。
今回の課題曲は特に、難しくかなりチャレンジだったようですが、皆さんよく練習し、内容を学んで歌っていました。本当にすばらしいコンサートでした!

田園グレースチャペルでゴスペル講習会を開始し、14の学期(一年に春学期、秋学期の2期制で行なっています)を続けてきました。"Voices of Grace" は、"Voices are Great" (すばらしい歌声)でもあります。今回のコンサートで歌った、カーク・フランクリンの「ホザナ」は本当に印象深く感動的でした。神様に栄光を帰し、みんなで神様の恵みやすばらしさを感謝しほめたたえる、すばらしい礼拝となりました。メンバーの皆さん、ありがとうございました。そしてこれからも、講習を通して神様の恵みと愛を知り、心からの感動をもってゴスペルを歌い、楽しむことができますようにお祈りしています!

We had a great gospel mini concert this past Sunday. Our  "Voices of Grace" gospel choir really practiced hard to learn the lyrics for many challenging songs. After 14 semesters of gospel choir practice at Denen Grace, they are not just the "Voices of Grace" but also the "Voices are great"! We were all very moved by their "Hosanna" rendition by Kirk Franklin. What a powerful song! God was gloried through song and words on Sunday.

Tuesday, May 1, 2012

Just Checkin' In 大親友の訪問


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ある日の昼頃、牧師は礼拝堂に誰か祈りに来ているかどうか、ちょっと覗いてみようと 思い、礼拝堂の中に入っていきました。ちょうどそのとき、扉が開き、ひとりの男がやってきました。その男の顔には無精髭が伸びているのをみると、牧師は眉をひそめました。彼のシャツは薄汚れており、上着はヨレヨレで擦り切れていました。男はひざまづき、しばらくの間、頭を垂れ、そしてすぐに立ち上がり出ていきました。 その日以来、その男は毎日正午になるときまって礼拝堂に現われました。 そして30秒ほどひざまづくのです、手には弁当箱とおぼしき袋を持って。

「強盗にでも入る隙を狙っているのだろうか?」いぶかしく思った牧師はある時ついに男を呼びとめ、尋ねました。「君、ここで一体何をしているのかい?」彼は教会からやや離れた工場で働いているのでした。30分だけの昼休みを利用して、力と元気を得るために、毎日そこに祈りに来ていたのです。

「ほんのちょっとしかいられないんですがね、なにしろおいらが働いている工場はこの教会からはちょっと離れているもんで。ここにこうしてひざまづいてね、神さんにこんな具合に祈るんでさぁ。『神さん、これが言いたくてまた来ました。あなたがおいらの罪を取り除いてくださって以来、おいらはずーっと嬉しくて仕方がないんですよ。あなたがおいらの大親友になってくださって、すごく嬉しいんです。どうやって祈ったらいいのかあんまりよくわからないんですが、とにかく神さんのこと、毎日思っていますよ。だから、イエスさん、ジムです、顔出しに来ました。』」

いらぬ疑いを持ったことを恥ずかしく思いつつ、牧師はジムにいいました。「そうですか。それは大変素晴しいことですね。これからもいつでも祈りに来て下さい。」

「さぁ、もういかなくちゃ。仕事に遅れちまったら大変だ。」ジムはにっこり笑うと大急ぎでその場を立ち去って行きました。牧師はジムがいつもするように、祭壇の前にそっとひざまづきました。こんなことをするのは初めてでした。彼の冷えていた心はときほぐされ、イエスの愛で満たされていくのがわかりました。頬を涙を伝うのもかまわず、彼は小さな声でジムの祈りを繰り返してみました。 「神様、これが言いたくてまた来ました。あなたが私の罪を取り除いてくださって以来、私はずーっと嬉しくて仕方がないのですよ。あなたが私の大親友になってくださって、すごく嬉しいのです。どうやって祈ったらいいのかあんまりよくわからないのですが、とにかく神様のこと、毎日思っています。だから、イエス様、私です、顔を出しに来ました。」

ある日の午後、牧師はまだジムがその日は来ていないことに気付きました。 そしてジムが現われない日は何日も続きました。 心配した牧師がついに工場へ行きジムのことを尋ねると、ジムは病気で入院していたのです。病院では医者や看護婦たちがジムのことを噂していました。彼には花はおろか、電話一本、カードの一通も送られてこない、見舞客も一人も来ない、それなのに、ジムはいつも笑顔で喜び一杯なのです。しかも彼の喜びは回りにいる人達にも伝染して、ジムが入院して以来、その病棟の 雰囲気が一転してしまったのです。病院にかけつけた牧師は、ベッドに横たわっているジムのかたわらに立ち、言いました。「看護婦さんたちは皆んな不思議がっていますよ。付き添いも見舞いも全然ないのに あなたがいつも嬉しそうにニコニコしているから。」

「看護婦さんたちは間違えているんでさぁ!まぁわからないのも無理はないですがね。毎日、昼になるとね、あの方が来て下さるんですよ。おいらの大親友のあの方が。牧師さんならわかるでしょう?あの方がね、ほらここ、ここんとこに座って、おいらの手を握ってね、こういうふうに言ってくれるんですよ。

『ジム、これが言いたくてまた来ましたよ。私があなたの罪を取り除いて以来、私はずーっと嬉しくて仕方がないんですよ。 私はあなたの大親友になってすごく嬉しいんです。私はあなたが祈るのを聞くのが大好きです。 とにかくあなたのこと、毎日思っていますよ。   だから、ジム、イエスです、顔を出しに来ました。』」

(百万人の福音2006年イースター号掲載)

A minister passing through his church in the middle of the day,
Decided to pause by the altar and see who had come to pray.

Just then the back door opened, a man came down the aisle,
The minister frowned as he saw the man hadn't shaved in a while.

His shirt was kinda shabby and his coat was worn and frayed.
The man knelt, he bowed his head, then rose and walked away.

In the days that followed, each noon time - came this chap,
Each time he knelt just for a moment, a lunch pail in his lap.

Well, the minister's suspicions grew, with robbery a main fear,
He decided to stop the man and ask him, "What are you doing here?"

The old man said, he worked down the road - Lunch was half an hour.
Lunchtime was his prayer time, for finding faith, strength and power.

"I stay only moments, see, the factory is so far away;
As I kneel here talking to the Lord, this is kinda what I say:

"I just came again to tell you Lord, how happy I have been,
Since we found each other's friendship and you took away my sin.

Don't know much of how to pray, but I think about you everyday.
So, Jesus, this is Jim - just checking in."

The minister feeling foolish, told Jim that was fine.
He told the man he was welcome to come and pray anytime.

"Time to go", Jim smiled, and said "thanks" as he hurried to the door.
The minister knelt at the alter, he'd never done that before.

His cold heart melted, warmed with love, and met with Jesus there.
As the tears flowed, in his heart, he repeated old Jim's prayer:

"I just came again to tell you Lord, how happy I have been,
Since we found each other's friendship and you took away my sin.

Don't know much of how to pray, but I think about you everyday.
So, Jesus, This is me - just checking in."

Past noon one day, the minister noticed that old Jim had not come.
As more days passed with no sign of Jim, he began to worry some.

At the factory, he asked about him, learning he was ill.
The hospital staff was worried, but Jim had given them a thrill.

The week that Jim was with them, he brought changes in the ward.
His smiles, a joy contagious - changed people, were his reward.

The head nurse couldn't understand why Jim was so glad,
When no flowers, calls or cards came, not a visitor he had.

The minister stayed by Jim's bed, he voiced the nurse's concern.
No friends came to show they cared, he had nowhere to turn.

Looking surprised, old Jim spoke up and with a winsome smile -
"The nurse is wrong, she couldn't know, that in here all the while,

Everyday at noon - He's here, a dear friend of mine, you see,
He sits right down, takes my hand, leans over and says to me:

"I JUST CAME AGAIN TO TELL YOU, JIM, HOW HAPPY I HAVE BEEN, SINCE WE FOUND THIS WONDERFUL FRIENDSHIP, AND I TOOK AWAY YOUR SIN. I ALWAYS LOVE TO HEAR YOU PRAY, AND I THINK ABOUT YOU EVERY DAY, AND SO JIM, THIS IS JESUS ... CHECKING IN."

Tuesday, April 17, 2012

Easter 2012 イースター

Happy Easter!

教会で、またクリスチャン同士で、復活祭には「イースターおめでとう!」とあいさつをします。何がおめでたいのでしょう?もちろんその名の通り、金曜日に十字架の上で私達の罪の身代わりとなって死んでくださったイエス様が、復活祭(イースター)の日曜日に墓からよみがえり、救いのみわざをなしとげてくださったからです。教会と言えば「クリスマス」の印象が強い感じですが、「イースター」こそ、私達の信仰の基となるできごとであり、「イースター」があるから、私達を罪から救う救い主となる為、人間の赤ちゃんとなって生まれてくださったイエス様のお誕生日をお祝いする「クリスマス」が、なおさら嬉しく感謝な時となるのです。

さて、今年のイースターは、教会設立10周年記念のお祝いも重なり、田園グレースチャペルにとっては本当に記念すべき時となりました。そして、震災から丸1年たったということもあり、ゴスペル・アーティストの「ジョン・ルーカス・バレット」さんをお迎えして「イースター・チャリティー・コンサート」を行なうことにしました。

ジョンさんは、午前中のイースター礼拝から来てくださって、礼拝の中でも特別賛美をしてくださいました。「Because He lives」(日本名:「主は今生きておられる」)イエス様がよみがえってくださったから、私達は生きていくことができる。そして将来を希望をもって待ち望むことができる。明日も生きよう。主がおられるから。…すばらしい歌声と、救い主イエス様への信仰によって歌われたこの賛美は、本当に聴く者に「アーメン!(その通りです!)」と信仰を奮い立たせ、神様への信頼と主にある希望へと導いてくださいました。

午後からのコンサートも大にぎわい♪たくさんの方が集まってくださり、大盛会となりました。その中で、ジョンさんの信仰の話、被災地での活動などなど、興味深く感動的なお話と、すばらしい歌声、またみんなと一緒に歌うプログラムなど盛りだくさんで、参加された方々は皆さん声をそろえて「とっても良かった」「楽しかった」「すばらしかった!」と大感激のご様子。そしてジョンさんの輝く笑顔、優しく親しみやすいお人柄から、イエス様への深い信仰と感謝を感じとられたことでしょう。


ところでイースターには毎年、「イースターこども会」が行なわれています。今年はちょっと趣を変え、ジョンさんのコンサートの時と平行して、いつもの年よりは小規模に、でも楽しさいっぱいの「子どもプログラム」を行ないました。

今年のメダマは「イースター・エッグ・ラッピング」!ゆで卵にイースターの絵が描いてあるラッピングをかぶせて、沸騰直後のお湯につけると、あら不思議!ピタッと卵に巻き付いて、すてきなイースター・エッグのできあがり。いつものように、プログラムの中で作った工作と一緒に家に持ち帰ってもらいました。

イースターのお話(絵本)、DVD、そして工作と、子ども達も楽しいひとときを過ごして、イースターのお祝いをすることができました。

コンサート、子どもプログラムの後には、参加された皆さんと一緒に大きなケーキをいただきながら、お茶のひととき。

イースターおめでとう!
教会10周年、神様に感謝!
ジョンさんのコンサート、ありがとうございます!

心が感謝と喜びに満ちたイースターでしたd(^^*)

Saturday, March 31, 2012

Visit to Taro Again 被災地支援、田郎へ

3月12日〜14日に、田園グレースチャペルが所属する「保守バプテスト同盟」主催で、被災地ボランティアが行なわれました。教会からはケビン師、N兄、K姉の3名が参加。以下、その時の写真です。

This past March 12-14, three of us from Denen Grace cooperated with the our church group's Green Ribbon Campaign volunteer work in the tsunami affected area of Tohoku.



タイヤにチェーンをまいて、さぁ出発!と、コマーシャルのようにはいかなかった…(-"-;) ものすごく苦労してチェーンをまき、ようやく出発できたそうで、記念に(?)パチリ!


Yes, there was plenty of snow in the area and not intended for normal tires. Our "EZ on-off" chains were be no means easy. After some work we managed to get them on the tires and get on our way. Lesson learned about "spring in Tohoku."


宮古/田老地区の仮設住宅を訪問。
Taro area temporary housing areas.

保守バプテスト同盟の諸教会から13名がボランティアに参加しました。豆からひきたての、こだわりのおいしいコーヒとお菓子でカフェ♪

Thirteen of us worked together to offer the residents a "Mobile Cafe." This was a chance for them to get out of their small living quarters, mingle, talk about their experiences and challenges, and get a great cup of coffee or tea.

被災地復興の為に、継続した支援と祈りが必要です。イエス様の恵みをいただき、神様の愛のみわざがなされていきますよう、祈り続けていきましょう!

Thank for praying for us. Let's keep praying for Tohoku and ask God to bring emotional and spiritual healing.

Thursday, March 22, 2012

Goodbye Didim! ディディムさん

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東京基督教大学在学中の4年間、「神学実習生」として私たちの教会に集い、奉仕してくれたディディムさん。卒業後は、横浜にある「レイモンド学園」でACEスクールのスーパーバイザーとしての訓練を受けながら1年半働き、この3月、いよいよ母国インドに戻ることになりました。3月18日は日本での最後の日曜日。「日本に来て初めて礼拝を捧げた田園グレースチャペルで、日本最後の礼拝も捧げたい。」と、来てくれました。これからのインドでの生活や歩みに、神様の豊かな祝福がありますように!

We'll miss  you, Didim. You were a part of our church for four years during your days at Tokyo Christian University, building some great friendships with our young people. You stayed in Japan after graduation and worked here in Japan for two more years at Raymond Academy. Now after six years you are headed back home to India. We don't want you to. But we know God has great things for you. He will use your hard-working attitude, faithfulness and positive attitude to influence many people for his Kingdom. We'll miss you, Didim! Don't forget: we're your church community here in Japan if you want to come back again.

Monday, February 27, 2012

Wheelchair Cleaning 希望の車いすクリーニングデー


(Scroll down for English)

2月19日の礼拝後、午後から「希望の車いす」クリーニングのご奉仕を行ないました。恒例行事となったこのクリーニングには、教会メンバーだけではなく、この為に参加してくださる方々も与えられ、今回は約30名の参加でした。

NPO「希望の車いす」は、日本で使われなくなった中古の車いすを集め、丁寧に修理/清掃して、ピカピカの新品のようになったものを、アジアの国々で車いすを必要としておられる方々に届ける、という働きをしています。この方々にとって、車いすを受け取ることは、同時に「希望」を受け取ることでもあるのです。

お祈りをして作業開始!それぞれのグループに別れ、小さな子ども達から大人まで、みんなが心を合わせて、車いすを点検し、修理が必要なところがないかを調べ、いろんな道具を使ってピカピカになるまで掃除し、磨き上げました。これを受け取った人の生活は、どんなふうに変わるんだろう、神様は、この車いすと共に、どんな希望を与えようとしておられるんだろう…、そんなふうに考え祈りつつ作業した皆さんの心には、イエス様の愛と恵みが満ちたようで、作業後のみんなの顔も輝いていました(写真をご覧ください)。

アジアの国々でとても必要とされている車いすと共に、神様からの希望も届ける「希望の車いす」。これからも、その働きが祝福され、イエス様の愛、救い、希望を届けるために用いられていきますように…。田園グレースチャペルでも、継続してこの働きをサポートしていきます!

今回参加し、作業してくださった皆さん、ありがとうございました。イエス様の希望と喜びを分かち合う機会となったことを、感謝します。ハレルヤ!

Last Sunday afternoon a group of 30 of us at Denen Grace worked together to clean and refurbish four used wheelchairs. Wheelchairs of Hope will deliver these to physically handicapped people in third world countries that could not otherwise afford the luxury of a wheelchair.

We have these wheelchair cleaning days once or twice a year at our church location. It always impresses me to see how ambitious and energetic people are about working together, and how careful and detailed they are with the cleaning work. Every inch of the chairs practically glows when we are finished. Thanks, Denen Grace and Wheelchairs of Hope for your great effort. We pray these chairs will show the love of Christ to needy people.

For more information on Wheelchairs of Hope, future cleaning days and giving opportunities, take a look at their website (click here).  

Saturday, February 11, 2012

Welcome Home お帰りなさい

私達の教会はおよそ10年前に米国からの宣教師と帰国者達によって、開拓された教会です。私は2010年より、この教会に牧師として仕えさせていただいておりますが、私もまた「帰国者である」ということが、この教会に導かれた理由の一つであると思います。

私は、留学の為にヨーロッパの仏語圏で5年、また邦人宣教の働きの為に13年間、NY郊外に滞在していました。長い海外生活を経て帰国し、日本の教会の牧会に携わった際、自分でも言葉で表しにくいような経験を通らされたのです。日本の生活習慣、社会を動かしている価値観、教会生活、本音と建て前のある人間関係、これら一つ一つに違和感を感じていたのを思い起こします。日本がおかしいのか、自分が異分子なのか、客観的に分析する余裕さえない状況でした。ある時、帰国者の集まりに出席して、人々が様々な不適応に悩んでいる様子を見聞きし、私も不適応を起こしているという事実に気付かされたのです。「牧師たる者、住む国が変わった位で弱音を吐くべきではない。」という、無意識の内に自分に課したプレッシャーの下敷きになっていたのでした。高校生として共に帰国した次男の悩み、苦しみを見るにつけ、私も同じプロセスを通らされていることを、はっきりと自覚するようになったのでした。

時を経て、自分にとっては負と思えるようなこの体験を人の益の為に用いられないか、と思い始めていた頃、ANRC09に出席したのでした。海外での生活、そして帰国後の逆カルチャーショック、これらは神様のご計画の中で通された尊い経験で、今後、同じ道を通らされるであろう帰国者を助ける、ケアーする為に与えられたものであるという、強い思いが与えられたのでした。

私は田園グレースチャペルの牧師をしながら、RIK(Returnees in Kanagawa)という働きにも関わっています。この働きを通して、神奈川地区に帰国される方々の受け皿となり、彼らが与えられた信仰を保ち、またそれぞれの教会につながることができるように、サポートしてゆきたいと願っております。

私達の教会には多くの帰国者が集われています。帰国されて教会を捜している皆さん、是非、一度私達の教会を訪問してみて下さい。

Thursday, January 12, 2012

Tandem Ride with God 神様と自転車の旅

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初めのうちは僕にとってイエス様って、監督者のような、裁判官のような、何だかそんな存在だった。僕が死んだ時に天国に行くが地獄にいくか決めるために、僕が何か悪いことをしたらその度にしっかりチェックをいれているような、そんな方のように思っていたんだ。なんていうのかな、大統領か天皇みたいな感じで、遠く離れたところにいて、そういう人がいるということは知っているけど、実際にはあまり関係ないっていうのか、まぁつまり、あかの他人だったんだな。

でもそのうち、人生ってまるで自転車にのって旅をしているようなものだなぁって感じるようになってさ。それも二人乗りの自転車で、僕が前、イエス様が後ろにいて僕がペダルをこぐのを助けてくれている、そんな風に思うようになったんだ。そしていつのことだったか思い出せないんだけど、ある時イエス様が座席を前と後ろで入れ替えないか?っておっしゃって、僕たちは席をとりかえたんだ。それからっていうもの、僕の人生はすっかり変わっちゃったんだよ。

僕が前にすわって主導権を握ってペダルをこいでいたときは、僕は自分がどこに行くのかよくわかっていた。たいくつといえばたいくつだったけど、次にどこへ行くのかわかってたからその意味では安心だったよ。どこへ行くにも近道ができたしね。ところがイエス様が前にすわってこぐようになってからは、大違い。イエス様って、いろんな周り道を知っててさぁ。しかも山あり谷あり、岩道あり。すごいんだよ、それが。 迫力満点さ!僕なんかイエス様にしがみついているのが精一杯。でも、「もう駄目だぁ!」というときにでも、イエス様は「さぁ、こいで!」っておっしゃるんだよ。

僕は怖いし、不安だし、心配だし、何度もイエス様に聞くんだ、「一体僕をどこへ連れて行かれるのですか?」って。でもイエス様は笑うだけで答えては下さらない。そうこうしているうちに僕はイエス様のことを信頼することを学んだんだ。 僕のたいくつだった人生は冒険旅行に変わったよ。時には怖くなることもある。でもそんな時はイエス様に「怖いです!」っていうんだ。そうするとイエス様が後ろに手を伸ばして、僕の手をぎゅっと握って下さるんだよ。

イエス様は僕をいろんな贈り物をもった人達のところへ連れていって下さった。喜びの贈り物、癒しの贈り物、愛の贈り物、許しの贈り物… 彼らは僕とイエス様の旅に持っていくようにって、いろんな素晴しい贈り物をくれたんだ。そしてもらった贈り物をもってまた旅に出る。するとイエス様はおっしゃるんだ、「もらったものは他の人にあげてしまいなさい。僕たちふたりの旅にはそんなに荷物はいらない。」だから僕はそれらの素晴しい贈り物を次に出会った人達にあげたんだ。そしたらその人達がまた新しい贈り物をくれてさ…もらってはあげ、もらってはあげの繰り返しだよ。

まぁそういうわけで、初めはイエス様のことを信用していなかったんだ。きっと僕の自転車を台なしにするんじゃないかって、疑っていた。でもイエス様の自転車さばきは最高だよ。どんな急カーブも、ものすごい下り坂も、落とし穴でも邪魔な岩でも、ちゃあんとクリアできるんだよ!僕はもうイエス様の腕を疑うことをやめた。どんなへんてこな所へ連れていかれようとも、文句をいわないでせっせと自転車のペダルをこぐことを学んだんだ。そうしたら、いつの間にか景色を楽しむゆとりが出来てきた。僕の額をなでる気持ちのいい風を楽しめるようになった。どんなときでもいつでも僕と一緒にペダルをこいでくださっているイエス様と一緒の愉しい旅だから。

そして僕が「もう絶体絶命だぁ! 今度こそ絶対駄目だぁ!」そう確信するとき、イエス様はにっこり微笑んで僕に言うんだ。

「さぁ。こいで!」          ~作者不詳

I used to think of God as my observer, my judge, keeping track of the things I did wrong, so as to know whether I merited heaven or hell when I die. He was out there, sort of like a president. I recognized His picture when I saw it, but I didn't really know Him.

But later on, when I met Jesus, it seemed as though life was rather like a bike, but it was a tandem bike, and I noticed that Jesus was in the back helping me pedal. I didn't know just when it was He suggested we change, but life has not been the same since I took the back-seat to Jesus, my Lord. He makes life exciting. When I had control, I thought I knew the way. It was rather boring, but predictable. It was the shortest distance between two points.

But when He took the lead, He knew delightful long cuts, up mountains, and through rocky places and at break-through speeds; it was all I could do to hang on! Even though it often looked like madness, He said, "Pedal!" I was worried and anxious and asked, "Where are you taking me?" He laughed and didn't answer and I started to learn to trust. I forgot my boring life and entered into adventure. And when I'd say, "I'm scared", He'd lean back and touch my hand.

He took me to people with gifts that I needed, gifts of healing, acceptance and joy. They gave me their gifts to take on my journey, our journey, my Lord's and mine. And we were off again. He said, "Give the gifts away; they're extra baggage, too much weight." So I did, to the people we met, and I found in giving I received, and still our burden was light.

I did not trust Him, at first, in control of my life. I thought He'd wreck it, but He knows bike secrets, knows how to make it bend to take sharp corners, jump to clear high rocks, fly to shorten scary passages. And I am learning to shut up and pedal in the strangest places, and I'm beginning to enjoy the view and the cool breeze on my face with my delightful constant companion, Jesus.

And when I'm sure I just can't do any more, He just smiles and says... "Pedal."

(Author unknown)