Monday, February 27, 2012

Wheelchair Cleaning 希望の車いすクリーニングデー


(Scroll down for English)

2月19日の礼拝後、午後から「希望の車いす」クリーニングのご奉仕を行ないました。恒例行事となったこのクリーニングには、教会メンバーだけではなく、この為に参加してくださる方々も与えられ、今回は約30名の参加でした。

NPO「希望の車いす」は、日本で使われなくなった中古の車いすを集め、丁寧に修理/清掃して、ピカピカの新品のようになったものを、アジアの国々で車いすを必要としておられる方々に届ける、という働きをしています。この方々にとって、車いすを受け取ることは、同時に「希望」を受け取ることでもあるのです。

お祈りをして作業開始!それぞれのグループに別れ、小さな子ども達から大人まで、みんなが心を合わせて、車いすを点検し、修理が必要なところがないかを調べ、いろんな道具を使ってピカピカになるまで掃除し、磨き上げました。これを受け取った人の生活は、どんなふうに変わるんだろう、神様は、この車いすと共に、どんな希望を与えようとしておられるんだろう…、そんなふうに考え祈りつつ作業した皆さんの心には、イエス様の愛と恵みが満ちたようで、作業後のみんなの顔も輝いていました(写真をご覧ください)。

アジアの国々でとても必要とされている車いすと共に、神様からの希望も届ける「希望の車いす」。これからも、その働きが祝福され、イエス様の愛、救い、希望を届けるために用いられていきますように…。田園グレースチャペルでも、継続してこの働きをサポートしていきます!

今回参加し、作業してくださった皆さん、ありがとうございました。イエス様の希望と喜びを分かち合う機会となったことを、感謝します。ハレルヤ!

Last Sunday afternoon a group of 30 of us at Denen Grace worked together to clean and refurbish four used wheelchairs. Wheelchairs of Hope will deliver these to physically handicapped people in third world countries that could not otherwise afford the luxury of a wheelchair.

We have these wheelchair cleaning days once or twice a year at our church location. It always impresses me to see how ambitious and energetic people are about working together, and how careful and detailed they are with the cleaning work. Every inch of the chairs practically glows when we are finished. Thanks, Denen Grace and Wheelchairs of Hope for your great effort. We pray these chairs will show the love of Christ to needy people.

For more information on Wheelchairs of Hope, future cleaning days and giving opportunities, take a look at their website (click here).  

Saturday, February 11, 2012

Welcome Home お帰りなさい

私達の教会はおよそ10年前に米国からの宣教師と帰国者達によって、開拓された教会です。私は2010年より、この教会に牧師として仕えさせていただいておりますが、私もまた「帰国者である」ということが、この教会に導かれた理由の一つであると思います。

私は、留学の為にヨーロッパの仏語圏で5年、また邦人宣教の働きの為に13年間、NY郊外に滞在していました。長い海外生活を経て帰国し、日本の教会の牧会に携わった際、自分でも言葉で表しにくいような経験を通らされたのです。日本の生活習慣、社会を動かしている価値観、教会生活、本音と建て前のある人間関係、これら一つ一つに違和感を感じていたのを思い起こします。日本がおかしいのか、自分が異分子なのか、客観的に分析する余裕さえない状況でした。ある時、帰国者の集まりに出席して、人々が様々な不適応に悩んでいる様子を見聞きし、私も不適応を起こしているという事実に気付かされたのです。「牧師たる者、住む国が変わった位で弱音を吐くべきではない。」という、無意識の内に自分に課したプレッシャーの下敷きになっていたのでした。高校生として共に帰国した次男の悩み、苦しみを見るにつけ、私も同じプロセスを通らされていることを、はっきりと自覚するようになったのでした。

時を経て、自分にとっては負と思えるようなこの体験を人の益の為に用いられないか、と思い始めていた頃、ANRC09に出席したのでした。海外での生活、そして帰国後の逆カルチャーショック、これらは神様のご計画の中で通された尊い経験で、今後、同じ道を通らされるであろう帰国者を助ける、ケアーする為に与えられたものであるという、強い思いが与えられたのでした。

私は田園グレースチャペルの牧師をしながら、RIK(Returnees in Kanagawa)という働きにも関わっています。この働きを通して、神奈川地区に帰国される方々の受け皿となり、彼らが与えられた信仰を保ち、またそれぞれの教会につながることができるように、サポートしてゆきたいと願っております。

私達の教会には多くの帰国者が集われています。帰国されて教会を捜している皆さん、是非、一度私達の教会を訪問してみて下さい。